会話について勉強して、やっと1対1の会話ができるようになってきた!
という人も、3人以上のグループでの会話になると、急にどの様に会話すればよいかわからず、思うように話ができない!という方も少なくありません。
これは当然といえば当然で、2人と3人以上では会話の方法やコツが異なっているからです。
一方で、仕事では2人よりも3人以上のグループでの会話の方が機会が多く、グループでの会話は避けても避けられないものとなっているはずです。
そのため、今回は、グループでの会話が難しい理由、グループでの会話で抑えておきたい3つのコツについてお教えしていきます。
目次
グループでの会話が苦手な人が多い理由
まず最初に理解しておきたいのがグループでの会話が難しいと感じる理由。
それは一言でいうと。。。
話す相手が増えるから=脳への負荷が増えるから。
あなたが人と会話する際、あなたはあなたの脳に思った以上に負荷をかけています。
会話をしている間、誰かが話すと、それを聞き、相づちを打ったり、自分が発言したりして反応します。すると、それにまた相手は反応します。
「会話」というのは、こういう「言葉と思考の応酬」で、相手の話を聞いて理解するのも、自分の意見を言葉にして話すのも、すべて脳が行っている作業。会話中、脳はそれらを処理すべく、フル稼働しているのです。出所:4人以上の場で「会話が苦手」になる人の必然 - 脳の処理能力に大きな原因がある
そのため、話相手が増えれば増えるだけ、あなたの脳が処理しなければいけない情報の量が増え、あなたの脳に負荷がかかってしまいます。
結果、2人ではうまく言っていた会話が、グループとなるととたんに難しく感じる、苦手になるといった事になるわけです。
また、有名な話ですが、人間には処理できる能力に限界があり、一般的に人間は3つの事は覚えられるが、4つ以上になると急に覚えられなくなります。
その為、特に4人以上の会話で難しさを感じる人が多いです。
このように、グループでの会話が難しいのは人間の体の仕組み上の事なので、あなたがグループ会話を苦手と感じても全く問題ないという事を覚えておきましょう。
だからといって諦めるのではなく、今回伝える内容をしっかり理解すれば間違いなく、良くなりますのでしっかり勉強して行きましょう!
グループでの会話のコツ①:人の話をよく聞く。
まず最初はとっても基本でありながらかなり重要な内容。それは。。。
人の話をよく聞く事。
あれ、こんな基本的な事?と思うかもしれませんが、これかなり大事なんです!
1対1の会話ではかなり話を聞けている人も、グループの会話になると急に話が聞けなくなる人多いです。
これは、先程お伝えした通り、会話に参加している人数が増えるとそれだけ処理する情報が多くなる事が原因です。
グループの会話といっても一度に話せるのは一人、
なので常に、話している人に対して理解しようという姿勢を忘れず話を聞けばちゃんと理解できるはずです。
話を聞けない、理解できなければ会話に参加する事も盛り上げる事もできないですからね。
まずは、しっかり話を聞いていきましょう。
グループでの会話のコツ②:場を俯瞰してみる。
グループの会話を良く聞けて、理解できるようになったあなたに次にやっていただきたい事、それは。。。
場を俯瞰してみる事。
会話に夢中になるとついつい、視野が狭くなりますよね。
でも、そこから一歩成長する為に是非、会話の場を俯瞰してみて下さい。
「鳥の目で見る」なんて言われますが、自分から第三者の視点に切り替えて、今、そのグループでの会話で何が起きているかを俯瞰して分析するんです。
正直、最初はこの感覚を理解するのは結構大変ですが、何度も試している内に結構できるようになります。
慣れるコツは、意識的に俯瞰して見ようとするかどうか。
慣れてくれば、仕切り役(ファシリテーター)、聞き役(話し手から話を引き出す役)、ツッコミ役、いじられ役等のグループ内でのポジションや役割分担が理解できる。
そうすれば、あなたがどういう立ち位置でその会話に参加すればよいか(場が盛り上がるか)も簡単にわかる。
これを取得して、その場に足りない、適切なポジションであなたが会話に参加する事ができれば、会話が盛り上がる事間違いなし。
グループでの会話のコツ③:否定ではなく、肯定で話に入っていく。
最後のコツ、それは。。。
否定ではなく、肯定で話に入っていく事。
どういう事か?例えば、下記の例。
「いや、こんな受け答えはしないでしょ!」という声が聞こえて来そうだが、これ本当にあった例。
本人は、本心を伝えているだけのつもりかもしれないが、場の流れ(この例では、夏が暑くて大変だった事)に逆らっている。
これでは、場の雰囲気を壊してしまう。そして、この後に、あなたが何を話そうが、あなたの同僚は話に乗ってくれないだろう。
別に嘘をつけというわけではない。「まず否定から会話に参加するのはやめよう」という事である。
例えば先の例は次のように改善できる。
最初に、同意・肯定を持ってくる事で、あなたのコメントがずいぶん柔らかくなる。
このようにして会話に参加すれば、場の雰囲気を壊す事なく自然に参加できる。
最後に
今回お教えした内容に加えて、苦手な会話を克服するためにおすすめしたいのが、
「会話術」を学ぶこと。
スポーツと一緒で会話もそのコツや基本を知っているかどうかで、上手いか下手かに差が大きくでるものです。
一度会話の基本を徹底的に学べば、自分の会話に自信がつき、その結果、グループ会話への苦手意識がなくなるという事。
具体的にどうやって会話術を勉強すればいいの?
と思うあなたに、私からのアドバイスは「あなたにあった方法ならどんな方法でもいい」ということ。
ただし、あなた真剣かつ短期間で会話術を学びたいという方向けにはこちらの教材をおすすめします。
実績がある教材を使ったほうが独学に比べて体系的かつ網羅的に学べますよね。
私もこれまで変な教材やセミナー・スクールをインターネットでいくつも購入しましたが、この教材はかなり効果があります。
返金保証付きで、ノーリスクですし。
悩んだらまずやってみましょう。この程度の投資で、給料が今よりも数倍になるのであればやらない手はないですよね。
まとめ
1対1の会話とはまた違った難しさがある、「グループでの会話」。
複数人の話を同時に理解して受け答えをする必要がある為、脳への負荷が高く、苦手としている人も多いのでは無いだろうか。
今回は、そんなグループ会話における3つのコツをお伝えした。
- 人の話をよく聞く
- 場を俯瞰してみる
- 否定ではなく、肯定から入る
どれも基本的なコツでありながら、実際に試すのは意外と難しいが、諦めずに一つ一つのコツを試して行ってほしい。
そのうちにグループでの会話での苦手意識もきっとなくなるだろう。
それではまた次の講義で会いましょう。
黒助
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