あなたもこんな悩みをお持ちではないでしょうか。
「会話が続かない!」とか「話が盛り上がらない!」と悩んでいる人の会話を見ていると、「相槌」が下手な人が多く、話しづらい雰囲気を作ってしまうため、会話が続いていない事が結構あります。
相槌は会話の潤滑油と言われるほど重要なものであり、会話がどれだけ盛り上がるかの鍵を握るといっても過言ではありません。
そこで今回は「相槌」についてお教えしましょう。
また、ITプロジェクト・マネジャーとして日本人、外国人問わず様々な相手とコミュニケーションをこなし数々のプロジェクトで成功してきた経験を元にした情報になります。
(実際、その実績がコミュニケーション力が認められ30歳で年収1000万を超える収入を得ています。)
目次
そもそも相槌とは?
まず最初に、「相槌」とは何かについて確認していきましょう。
辞書の定義は以下の通り。
相槌 あい づち
① 建築用に使う大きな槌。
② 鍛冶(かじ)で、師匠の打つ鎚に合わせて弟子が鎚を入れること。あいのつち。向かい鎚。
③ 相手の話に調子を合わせてする応答。
三省堂 大辞林
上記の通り、「相槌」はもともとは鍛冶から来ている言葉です。
会話で使う相槌は3番目の定義で、話相手に合わせて返事をしたり反応したりするという事。
ちなみに相槌は「打つ」が正しい使い方です。
聞き上手がみんな知っている相槌の重要性
次にお伝えするのは、「相槌の重要性」について。
このブログを訪れているあなたであればきっと、「会話を続けたい」とか「話を盛り上げたい」といった事を考えているはずでしょう。
でも、会話を盛り上げる一番のコツは何だか知っていますでしょうか?
それは、「話し相手に気持ちよく話してもらう事」。
では、会話の相手に気持ちよく話してもらうには何が必要でしょうか?
気持ちよく話してもらう為のコツはいくつかありますが、一番重要といっても過言ではないのが、ズバリ、
「相槌」。
想像してみて欲しいのですが、あなたが懸命に話をしている時に、
「しっかりと相槌をして聞いてくれる人」と「相槌を全くせずに話を聞いている人」がいた場合に、
どちらの人と話をしたくなりますでしょうか?
もちろん答えは前者の話を聞いてくれる人ですよね。
それほど相槌は重要という事で、相槌一つで会話の盛り上がりや質が変わるといっても過言ではないほどです。
相槌のうまい人の例としては、芸能人の「明石家さんま」さんがいらっしゃいます。
さんまさんは「ほー」とか「ほんで」といった相槌を非常に上手いタイミングで使うことによって、話し手を気持ちよくして、話を引き出すわけです。
さんまさんが出演者からうまく話を引き出せるのは、「相槌」がうまいからですよね。
なので、もしあなたが今よりも会話を続けたいとか盛り上げたいと思うのであれば、しっかりと「相槌」を自分のものにしてみてください。
相槌の種類
それでは次に相槌の種類についてお教えしましょう。
相槌と言ってもかなり種類がありますし、使う方言によって変わる事も多いですが、一般的に使われている相槌についてまとめました。
※年上と話すときはカッコ内の相槌になりますが、正確な敬語ではなく私自身が使っていて使いやすいと感じた表現になります。
- うん(はい/そうですね)
- へぇー(おしゃるとおりです)
- そうなんだ(そうなんですね)
- うそー(本当ですか)
- ほんとう?(本当ですか)
- なるほど
- わかる(わかります)
- すごい(すごいですね)
- さすが(さすがですね)
ちなみに、相槌の表現は相手との関係によって変わる事が多いです。
例えば、年上でも仲がよく、少し砕けた雰囲気を好むあいてであれば、あまり硬すぎる相槌よりも砕けた表現のほうが好まれる事も多いですよね。
なので、相手が年上であれば、まずは硬めの相槌から初めて、徐々に砕けた表現を使っていくのが良いでしょう。
年上に砕けた表現は失礼と思う人が多いかもしれませんが、少し砕けた表現を使うくらいのほうが、相手の距離が縮まって話しやすくなるといったメリットもありますので、臨機応変に言葉を選んで見てくださいね。
相槌のコツ
それでは次にどうすれば相槌がうまくなるかについてお教えしましょう。
相槌はタイミングが命
まず一番最初にお教えしたいのが、相槌はタイミングが全てという事。
相槌は辞書の定義にもあったとおり、もともとは鍛冶から来ている言葉で、鉄を打つ時にタイミングよく槌を入れる事から来ています。
なので、言葉の通りタイミングが悪ければ相槌とはいいません。
また、あなたも経験があるかと思いますが、タイミングが悪い相槌は非常に不快です。
例えば、たまに「はい、はい、はい、」と早すぎる相槌をする人がいますが、こういう相づちは相手に「この人は話を聞いていない」という印象を与えますよね。
逆に相槌がまったくなかったり、遅かったりしても、「自分の話を聞いてくれていない」といた印象を与えてしまうわけです。
では、どうすれば適切な相槌のタイミングをつかめるのでしょうか?
答えは、実践して適切なタイミングを掴むしかありません。
とはいえ、いきなりタイミングを掴むのは難しいと思いますので、まず最初はあなたの周りにいる話上手・相槌上手な人の相槌を観察するようにしましょう。
どういうタイミングで相槌を打っているのか、どういう相槌を使っているかを集中して観察すれば、徐々にコツがわかってくるはずです。
もし、周りに相づちが上手な人がいないという場合は、YouTubeなどで、相槌が上手な芸能人の動画を繰り返し見る事で相槌のタイミングを勉強する事もできます。
うなづきは多めに
次にお教えしたいコツは、
相槌をしているときのうなづきは多めがいいという事。
先程お伝えした通り、多すぎたり、早すぎたりする相槌は相手に不快感を与えてしまいます。
でも、相手に自分は話を聞いている事をアピールしたい、そんな時はうなづきを使いましょう。
うなづきは最も簡単なでありながら効果的なテクニックの一つで、簡単に相手に話を聞いていることをアピールできます。
最初の頃は相槌のタイミングがなかなか掴めないかと思いますが、とりあえず、相手が話しているときには常にうなづきをするという意識をもって見てください。
会話中にうなづきがあるかないかだけで、ずいぶんと相手への印象が替わります。
同じ相槌を続けない
次に大事な事は、
同じ相槌を繰り返さない事。
会話に慣れていない人がしがちな失敗の一つが同じ相づちを続けてしまう事。
例えば、「はい」という相槌も、タイミングよく使えば良いのですが、中には「はい、はい、はい」と連続して使う人がおり、聞き手に「話を聞いていない」といった不快感を与えてしまいます。
また、相槌にバリエーションがない場合、ひたすら同じ相づちを使ってしまう為、こちらも相手に「この人は自分の話に興味がない」とか「話を聞いていない」といった印象を与えてしまうので注意してください。
最低でも4-5個くらいは相槌を覚えておいて、同じ相槌を続けないように注意してみてください。
相槌の間に質問や褒めを混ぜる
次に大事な事は、
相槌の間に質問や褒めを混ぜる事。
先程お伝えした通り、相槌のタイミングが良くなるだけで、ずいぶんとあなたの話し相手は話やすくなります。
ただ、ひたすら相槌をしているとどこかで話が詰まったり、止まったりすることがあります。
そんな時は、質問や褒める言葉を使って見てください。
相槌に加えて、相手の話に質問したり、褒めたりすることで話が広がり、相手はますます話しやすくなるわけです
相手の目を見て相槌を打つ
最後の相槌のコツは、
相手の目を相槌をする事。
初心者の方で意外とできていないのが、「相手の目を見ること」。
「目は口ほどにものを言う」なんて言われますが、アイコンタクトはあなたが思っている以上に強い力を持ったもので、アイコンタクトができているかどうかで、相手のあなたへの印象はかなり変わって来ます。
また、あなたが相槌をしている時に、いくらあなたの相槌のタイミングが良かったとしても、相手の目を見ていなければそれだけで、相手は話す気がなくなり、会話が続かないとなるわけです。
なので、相手の話を聞くとき、相槌をする時はかならず相手の目を見るようにしてください。
聞き上手になるためのコツ
最後に、相槌以外に聞き上手になるためのコツがあるの?と思われたあなたに、いくつかコツをお教えしましょう。
質問上手になる
相手から話を聞き出す上で非常に重要なことが、
質問上手になる事。
質問上手になる秘訣はこちらをチェックしてみてください。
身だしなみを整える
次に大事なのは身だしなみを整える事。
会話がうまくいかないと会話のスキルの事ばかり考えがちですが、意外と大事なのが身だしなみ。
人はまず見た目からその人がどういう人を判断しようとします。
そして、見た目が汚い、身だしなみが整っていない等のネガティブな印象を相手に与えてしまうと、相手はあなたと話す気をなくしてしまうという事。
会話に入る前に無駄にネガティブな印象を与えてしまうのはもったいないですよね。
であれば、まずは見た目に気を使いましょう。
相手8割、自分2割の意識
次のコツは、あなたが会話中に持つ意識を変える事。
そして、持つべき意識とは、相手に8割話をさせて、2割は自分が話すという意識を持つこと。
あなたを含めて人は自分の話をするのが大好きな生き物です。
そして、自分の話をさせてくれる人の事を好きになるという習性があります。
なので、会話中にはまず相手に話をさせましょう。
8割話をさせる意識を持っても実際には5割くらいになるのでちょうどいいでしょう。
会話術を勉強しよう
今回お教えした方法は一部ですが、このように会話には色々なテクニックがあり、このテクニックを知っているかどうかが、良い人間関係を築くための鍵です。
具体的にどうやって会話術を勉強すればいいの?
と思うかもしれませんが、私からのアドバイスは「あなたにあった方法ならどんな方法でもいい」ということ。
ただし、あなた真剣かつ短期間で会話術を学びたいという方向けにはこちらの教材をおすすめします。
実績がある教材を使ったほうが独学に比べて体系的かつ網羅的に学べますよね。
私もこれまで変な教材やセミナー・スクールをインターネットでいくつも購入しましたが、この教材はかなり効果があります。
返金保証付きで、ノーリスクですし。
悩んだらまずやってみましょう。この程度の投資で、給料が今よりも数倍になるのであればやらない手はないですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか、今回は「相槌」についてお教えしました。
- 相槌の重要性
- 会話を続けるには相手を気持ちよくする必要がある
- 相手を気持ちよく話させるには相槌が重要
- 相槌のコツ
- 適切なタイミングで相槌をする
- うなづきは多めにする
- 同じ相槌を続けない
- 相槌の間に質問や褒めを混ぜる
- 相手の目を見る
相槌に苦手意識をお持ちの人は今回の内容をしっかりと理解して今後の会話に活かして下さいね。
なんだか自分と話している時だけ話が盛り上がらない気がする。
相手があまり話してくれない。