会話の沈黙って本当に気まずいですよね。
会話をしていて沈黙が起きてしまうと、「何か変な事を言ったんじゃないか」とか、「話が面白くなかったんじゃないか」とか色々と考えてしまうものです。
私も、沈黙が嫌いで、沈黙にならないように話し続けて、逆に話しすぎたりした事も何度もあります。
ただし、沈黙でも動じない人がいたりうまく沈黙と付き合っている人もいます。
今回は、そんなあなたに、「沈黙が怖いと感じる心理」と「沈黙が起きた場合にどう対処すればよいか」についてお伝えします。
目次
会話の沈黙が怖い心理とは!?
なぜ沈黙が怖いと感じるのか、その心理についてお話しましょう。
あなたが沈黙が怖いと感じる場合、意識的・無意識的に下記のような事を考えています。
人の顔色を伺ってしまう・周囲の目を気にしすぎている
会話中に沈黙になった時、
「何か言えと思われていないかな」とか、「こいつの話は面白くないと思われていないかな」とあなたは考えていませんか?
これ、けっこう自意識過剰な状況で、相手や周囲の事を必要以上に気にしすぎている状況。
相手はあなたが思っている以上に、あなたの事を考えていませんし、あなたに面白い話をして欲しいとも思っていません。
沈黙の理由が「次になにを話そうかな」と考えているだけの事だってよくあります。
相手が何も考えていないのにこっちが一人で考えすぎているのはおかしいですよね。
会話の沈黙は悪い事だと思っている
沈黙が怖い人のほとんどが沈黙は悪だと思っています。
そのため、相手と話が続かなくなり、沈黙ができた時に怖くなったり焦ったりするわけです。
ただ、沈黙は悪いことでもなんでもなく、会話の休憩タイミングだったり、次に何を話すかを考える為の時間だったりして、良い会話の為に必要なものです。
はじめから終わりまでまったく沈黙が無い会話は、逆に疲れる。
まずは、「沈黙=悪」という意識を無くしていきましょう。
他人に嫌われたくない
最後に、沈黙が怖い一番の理由が。。。
人に嫌われたくないという事。
そのため、少しでも会話中に沈黙が起きてしまうと、
「相手が私のことを嫌っているんじゃないか。。。」
と思い、一人で怖がって、「何か話さないと!」というように焦ってしまうのです。
確かに、なるべく多くの人に好かれるのは良い事ではなりますが、100人中100人に好かれる人はいません。
多かれ少なかれ、気の合わない人や好きになれない人はいるもので、全員から好かれるのはまず無理という事を理解して下さい。
そして、人に嫌われる勇気を持つ事。
人に嫌われてもいいんですよ。あなたを理解してくれる人は絶対にいるから。気楽に行きましょう。
会話の沈黙が起きる原因
沈黙が起きる原因についても触れておきます。
沈黙が発生している時、相手が以下の状況にある事がほとんどです。
- 話す気分ではない
- 話につかれた
- 沈黙が怖くてテンパっている
- 何を話せば良いかわからず困っている
- 次に何を話すか考えている
いかがですが?そうなんです、相手もあなたと同じような心理状況に陥っているのです。
なので、相手に嫌われているんじゃないかと勝手に想像して、沈黙を怖がるのはまったく意味がないです。
相手もあなたと同じ人間。沈黙が起きても当たり前という事をしっかり理解しておきましょう。
会話の沈黙にどう対応すればいいか?
それでは、そんな沈黙にどう対応すればよいかお伝えしましょう。
質問をして沈黙を破る
鉄板ではありますが、もし、沈黙がつづいてしまうのであれば、こちらから質問してみましょう。
そうはいってもその質問が思い浮かばないというあなたに、コツを一つお教えしましょう。
私が話題をさがす時は、
「仕事で話題に困ったら、急に衣食住についてきこか!」
という言葉を思い出すようにしています。
この言葉は質問しやすい話題の頭文字をまとめた言葉で、それぞれの言葉にひもづく話題は下記の通りです。
- 仕事で話題に困ったら(仕事):仕事について
- きゅう(休日):休日の過ごし方や趣味について
- に(ニュース):最近のニュースについて
- 衣(ファッション):ファッションについて
- 食(食べ物):好き・嫌いな食べ物について
- 住について(住まい):住んでいる場所について
- き(気候):最近の季節や天気について
- こ(故郷):実家や故郷の場所について
- か(家族):家族について
是非使ってみて下さい。
参考:【完全保存版】仕事の飲み会で使える話題・ネタ!2018!
失敗談を話す
今、話している話に関連した失敗談があればぜひとも話してみてください。なぜなら。。。
自分の弱いところを見せる事で相手との距離が縮まるから。
普段は自分の失敗や弱い所を見せるのって、恥ずかしくて嫌だと思います。
でも、自分から恥ずかしい部分を見せることで相手は、「この人は私に心を開いてくれている」と感じて、相手からも色々と話してくれます。
相手を褒める
これも沈黙が発生しないように会話を続ける上でかなり有効な方法です。
褒められて嫌な人はいません。
なんでもいいので、相手と話をしていてここが凄いなとか、ここは良いと思うなという所を一つ褒めるようにして下さい。
最初は、人を褒めるのは恥ずかしいと感じるかも知れませんが、いつもやっていると自然にできるようになります。
褒めるときのポイントは何でも褒めれば良いのではなく、あなたが話し相手について本当に良いと思った事を褒めるようにすること。
うわべで褒めるのは時に逆効果になる事もあります。
会話の沈黙の間に相手を観察する。
次は、沈黙をあえて活用する方法です。
沈黙の時間で相手の事をじっくり観察しましょう。
例えば、
「いつもよりも顔に元気がないな」とか、
「髪型が変わったな」とか、
「おしゃれな時計をしているんだな」とか。
話しているときに見えなかったものが見えてくるはずです。
そして、この時に気がついた事をネタにしてまた話すことだってできますし、色々と気がつく事で相手は自分の事をよくわかってくれていると嬉しくなるはずです。
会話の沈黙をポジティブに捉える
色々努力して見たものの相手からの反応も悪く、沈黙が続いてしまう。そんなときはきっと相手が疲れていたり、話す気分がないのかもしれません。
こういう時は無理をして話を続けようとせず、沈黙でいましょう。
時には沈黙が必要なときだってあります。沈黙を悪いものと考えずに休憩時間ととらえましょう。
最後に
今回お教えした内容に加えて、苦手な会話を克服するためにおすすめしたいのが、
「会話術」を学ぶこと。
スポーツと一緒で会話もそのコツや基本を知っているかどうかで、上手いか下手かに差が大きくでるものです。
一度会話の基本を徹底的に学べば、自分の会話に自信がつき、その結果、会話への苦手意識がなくなるという事。
具体的にどうやって会話術を勉強すればいいの?
と思うあなたに、私からのアドバイスは「あなたにあった方法ならどんな方法でもいい」ということ。
ただし、あなた真剣かつ短期間で会話術を学びたいという方向けにはこちらの教材をおすすめします。
実績がある教材を使ったほうが独学に比べて体系的かつ網羅的に学べますよね。
私もこれまで変な教材やセミナー・スクールをインターネットでいくつも購入しましたが、この教材はかなり効果があります。
返金保証付きで、ノーリスクですし。
悩んだらまずやってみましょう。この程度の投資で、給料が今よりも数倍になるのであればやらない手はないですよね。
まとめ
いかかがでしたでしょうか、今回は、「会話の沈黙が怖い心理と沈黙への対処方法」をお伝えしました。
沈黙が怖い理由は「あなたが人に嫌われたくないと強く思っているから」。
そして、沈黙に対処するポイントは下記。
- 質問をする
- 失敗談を話す褒める
- 沈黙を活用する
沈黙って怖いし、対応するは難しいですよね。
ですが、今回お伝えした方法を頭に入れておけば、前よりもずっと沈黙に対して気持ちが楽になり、対応できるようになります。
是非、明日からの会話で使ってみてくださいね。
今日はここまで、それではまた次の授業でお会いしましょう!
黒助
沈黙怖いですよね!あなたも職場の会話中に沈黙が起きて嫌な経験した事が何度もあるはずです。
ただし、コツを掴めば沈黙にもうまく対応できますので、今回の講義をしっかり理解して下さい。