会話力をつける方法がわからない。
会話力の基礎をいまいち理解してない。
会話のコツがわかっていない。
あなたもこんな事悩みがあるんじゃないでしょうか?
私も二十代前半で、コミュニケーションに苦手意識があった時は、正直、会話って何なのか理解しておらず、人との会話が全然うまく行ってませんでした。
ただ、会話力の基礎や基本を学んでからはずいぶんと会話力が上がり、今では不自由なく色々な人と会話ができています。
なので、あなたが今、会話で悩んでいるのであれば、会話力のつけ方や基礎を最初に学ぶ事は非常に重要といえるということ。
そこで今回は、「会話力の基礎と会話力のつけ方」についてお教えしましょう。
目次
会話力の基礎
それでは早速、会話力の基礎についてお教えしましょう。
- 会話力とは?
- 会話で持つべき意識!
- 積極的に質問する!
- 非言語コミュニケーションは大事!
会話力とは?
まず最初に理解して欲しい事は、
「会話力」とは何かという事。
会話力の定義は結構人によって違ったりしますが、字をそのまま理解すると、「会話」の力。
つまりは「会話」をどれだけ上手にできるかを表す事ですよね。
それでは、改めて「会話」とは何でしょうか。
辞書では次の定義となっています。
( 名 ) スル
[名](スル)複数の人が互いに話すこと。また、その話。「会話を交わす」「親しそうに会話する」「英会話」
引用元:デジタル大辞泉
つまりは、「複数人が互いに話す」という事。
ここで非常に重要なのが、一方的に話すのではなく、お互いに話をするという事。
会話では、話す能力だけでなく、相手の話をちゃんと聞く、話を聞き出す能力も必要なわけですね。
また、言葉以外の能力、例えばうなずきだったり、仕草(非言語のスキルと言われたりします。)が会話に与える影響も非常に大きいです。
まとめると、会話力は下記のように表せます。
会話力 = 「非言語力」×「話す力」×「聞く力」
会話で持つべき意識
次に大事なことは、
会話中に持つべき意識について。
あなたは、会話中にどんなことを意識しながら話をしていますでしょうか?
特に何も。という方多いのではないでしょうか。
でも、これ非常にもったいないです。なぜなら、意識の持ち方一つを変えるだけで会話の雰囲気は全然変わるから。
そして、会話中に持つべき意識とは、
とにかく相手に話をさせる事。相手の話は8割、自分の話は2割の意識。
先程、会話力は、「話す力」、「聞く力」、「非言語スキル」の乗算できまるとお伝えしましたが、特に重要なのが「聞く力」という事。
なぜなら、あなたを含めて、人間は本当に話すのが好きで、自分の事を他の人に理解してもらいたいと考える生き物だから。
なので、あなたが一生懸命にコミュニケーションしても、話し相手は次に何を話すか考えていて、あなたの話を聞いていないことがかなり多いということ。
であれば、思う存分相手に話してもらうようにしましょう。
流石に相手も、ずっと自分の話をしていると悪い気がして、あなたに話を振ってくれます。そこが、相手があなたの話を真剣に聞いてくれるチャンスなわけです。
また、相手にたくさん話しをさせると、この人は、自分の話を聞いてくれて、自分を理解してくれるとあなたに良い印象持つ効果もあります。
なので、会話でまず気をつけることは、いかに相手の話を引き出して、相手に気持ちよくなってもらうかがポイントと言う事を覚えておいて下さいね。
積極的に質問する
次に大事なのは、
こちらから積極的に質問をして、相手の話を引き出すこと。
先ほど、お伝えしたとおり、人間は本当に話し好きです。
でも、相手が気持ちよく話せるかコミュニケーションできるかは、あなたの質問力によると言っても過言ではありません。
なので、積極的に相手に質問をして、話を深掘りしていきましょう。
ここでもポイントは、相手が興味を持っている話題について質問していくこと。
誰にでも、好きなものや興味があるものが一つはあるはずです。
そして、人はその好きなものについて話す事が大好きということ。
なので、会話が始まったら、様々なジャンルの話題を振ってみて相手が何に興味をもっているか、どんな話題が好きなのかをまずは探って見て下さい。
そして、相手の好きな話題が見つかったら、徹底的にその話題を深掘りする事が重要です。
また、質問についてのコツは下記の記事でも触れていますので、ぜひ確認してみてください。
参考:会話で質問が思いつかない!職場会話での質問ネタとテクニック!
非言語コミュニケーションは大事!
次に理解してほしい事は、
会話中のうなずきや相づち等の言葉ではないコミュニケーションもかなり重要ということ。
先程お伝えした通り、「会話力」は「聞く力」と「話す力」だけでなく、非言語スキルも非常に重要な要素です。
ただ、会話が得意でない人は、うなずきや相槌などの言葉ではないコミュニケーション(非言語コミュニケーションといいます)の重要性を理解しておらず、おろそかにしている人が、非常に多いです。
例えば、次の非言語コミュニケーションをあなたはできていますが?
- 話し相手の目を見る
- 体を相手の方に向ける
- 相手が話しているときはウンウンとうなずき聞いていることを示す
- 相手の話にテンポよく相槌をうつ
こういった非言語コミュニケーションはささいな物と思われがちですが、こういった事の積み重ねで、会話中に相手との信頼関係が生まれるのです。
なので、もし今まで非言語コミュニケーションスキルに注目していなかったのであれば、改善してみてくださいね。
会話力をつける方法
それでは次に、会話力をつける方法についてお教えしましょう。
具体的には、下記の5ステップを実施することで、会話力をつけることができます。
- こうなりたいという会話上手の理想像を見つける
- 自分の会話力を分析して、理想像との違いや足りない部分を明確にする
- 足りない部分を補うためのプランと具体的な目標を立てる
- 立てたプランに従ってひたすら行動する
1.こうなりたいという会話上手の理想像を見つける
まず最初にやるべきことですが、
どうなりたいかの理想(モデル)を見つける事。
一言で会話力が高いと言っても、色々なタイプがあります。
例えば、聞く力に特化したカウンセラータイプ、面白い話を沢山持っている話し上手なタイプ等です。
なので、まずは、自分がなりたい、「会話力が高い人」はどんな人かをまずは見つけるようにして下さい。
テレビで出ている芸能人などでもいいのですが、一番良いのは、自分の身近にいる同僚や友達です。
なぜなら、リアルにその人と話すことができ、その人の会話スキルを盗む事ができるから。
また、実際にその人の会話を見ることでどういうスキルが高いのかを具体的にイメージすることができます。
2.自分の会話力を分析して、理想像との違いや足りない部分を明確にする
次のステップは、
理想の会話力を持った人と、自分との違いを明確にすること。
先程のステップで、理想像を見つけたら次にやってほしいのが、相手と自分を比較して、自分にどういうスキルが足りないのかを明確にする事。
といっても、いきなりだと難しいと思いますので、各スキルでチェックして欲しいポイントについて記載しておきます。
話すスキル
- 話題のバリエーションや質はどうかか
- どんな話をしているか
- 使う言葉は自分と比べてどう違うか
- 間の使い方はどうか
- 声の使い方や抑揚の付け方はどうか
- ストーリーや話の組み立て方はどうか
聞くスキル
- どんな質問をしているか
- 質問の仕方や使う言葉はどうか
- 質問の順番やタイミングは自分と比べてどう違うか
- 人に合わせて質問をどう変えているか
- 質問の深掘りの仕方はどうか
- 質問の話題をどう切り替えているか
- 相づちの使い方はどうか
非言語コミュニケーションスキル
- 身振り手振りはどうか
- うなづきはどうか
- 体の使い方や向きはどうか
- 座る位置・立つ位置はどうか
- 目の使い方・アイコンタクトはどうか
- 顔の表情はどうか
他にも色々とありますが、まずはこういったポイントを気にしてみて、自分との違いを観察してみて下さい。
3.足りない部分を補うためのプランと具体的な目標を立てる
次のステップは、
理想像と自分のギャップを埋めるための計画を立てる事。
前のステップで、自分が会話力が高いと思う人を観察してみると、自分と大きく違う点や優れている点・ギャップが見えてくるはずです。
次は、どうやったらそのギャップを埋める事ができるかを考えてみましょう。
例えば、自分よりも話題をたくさん持っているなと感じたら、話題を増やすためのプランを立てることです。
具体的には、「毎朝ニュースをみて、5個は話の話題を考える」事や「盛り上がる話題について本を毎週1冊読んで勉強する」といいったような具体的な目標を立ててみて下さい。
ここでのポイントは、なるべく具体的に数値化して目標を立てて見ること。
なぜなら、人間は曖昧な目標を立ててしまうと続かない生き物だからです。
逆に具体的な目標を立ててそれを達成する事ができれば、自分の満足感にも繋がり、会話力を高める事が楽しくなるというメリットがあります。
また、もう一つのアドバイスとしては、最初の内は達成できそうな目標を立てる事。
どんなにいい目標でも達成が困難だったり、時間がかかる目標にしてしまうと、モチベーションが続かず、挫折してしまうことも多くなります。
逆に、頑張れば達成できる目標であれば、小さな成功体験や達成感を感じる事ができ、継続して努力ができるからです。
もし、あなたが真剣に会話力を上げたいと考えているのであれば、その道のプロが作った実績のある教材を学ぶという方法も会話力を上げるための近道になります。
もし、短期間で確実に会話力を上げたいと思うのであれば、こちらもチェックして見てくださいね。
4.立てたプランに従ってひたすら行動する
最後のステップは、
立てたプランをひたすら実行すること。
なんといってもこのステップが一番重要で大変です。
あなたがどんなに良い計画を立てたとしても、それを実行しなければまったく意味がありません。
なぜなら実行なしでは何も変わらないから。
前のステップで良い計画を立てるのも非常に重要ですが、ある程度計画ができてきたら、すぐに実行に移しましょう。
計画も実際に行動している内に色々と変わることも多く、実践してみることは何よりも重要です。
また、もう一つ重要なのが、定期的に計画と実績を確認すること。
例えば、最低限、月に一回(できれば毎週)、自分の立てた目標をその実績を確認する時間を持つようにしてみて下さい。
そして、その実績に合わせて目標や計画を変更してみましょう。
例えば、話す力を身につける為に、毎日1回は同僚と5分雑談するという目標を立てていた場合、毎日話していく内に、5分の雑談が簡単と感じる様になってくるはずです。
そんな時は、毎日1回は二人の同僚と5分以上は会話するという風に、少しずつ、ハードルを上げて、自分ができる事を増やすようにして下さい。
こういった事の積み重ねで、気がつけばあなたの会話力は必ず高くなっていくでしょう。
まとめ
いかかがでしたでしょうか、今回は、「会話力の基礎と会話力のつけ方」をお伝えしました。
- 会話力の基礎
- 会話で持つべき意識!
- 積極的に質問する!
- 非言語コミュニケーションは大事!
- 会話力のつけ方
- こうなりたいという会話上手の理想像を見つける
- 自分の会話力を分析して、理想像との違いや足りない部分を明確にする
- 足りない部分を補うためのプランと具体的な目標を立てる
- 立てたプランに従ってひたすら行動する
中には、コミュニケーションや会話がうまいかどうかは生まれつきのものと考えている人も多いですが。
確かに才能やセンスによってはあまり練習しなくても会話上手な人がいるのは確かですが、実際は、多くの人が後天的に会話力を上げているという事。
大事なのは始めの一歩を踏み出す勇気と継続する力!あなたなら絶対変われます!
応援しています。
今日はここまで、それではまた次の授業でお会いしましょう!
黒助
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